行動美術協会史


2004年 平成16 第59回展

第59回展

2004年9月1日〜16日
東京都美術館 (第3棟 B1・F1・F2)

関西展(大阪)

10月6日〜11日     
大阪市立美術館

京都展

10月13日〜17日     
京都市美術館

中部展(名古屋)

10月26日〜31日     
愛知県立美術館

函館展

05・1月5日〜13日     
北海道立函館美術館

九州展(福岡)

1月25日〜30日     
福岡市美術館

山陰展

3月25日〜4月3日     
米子市美術館


事柄

前年度受賞作品を掲載した公募リーフレットが新しく作られ、宣伝活動に大いに利用された。行動美術ホームページが、主任・西山三郎(彫刻会員)、副主任・小井土滿(彫刻会員)、担当・藤井達矢(絵画会員)の各氏の協力を得て本格的に始動。
絵画部審査の際、前回より一般出品者から賞候補を選出することになったが、今回より会友からも賞候補を選出することとした。その結果、会友から17名、一般から11名の賞候補者を選出した。賞選出投票は、これら賞候補者リストを参考に会友・一般の全作品を対象とした。二点出品作家は今回も該当者が出なかった。一般出品者を対象に新設された三芳悌吉賞が今回より実施された。

江見絹子氏(絵画会員)に紺綬褒章授与の朗報あり。
一方、行動美術協会に永年に渡り大きな功績を残された、永井保氏(絵画会員・平成16年9月22日没)、貝原六一氏(絵画会員・平成16年7月29日没)、山田祥三氏(絵画会員・平成17年1月22日没)、村井和夫氏(彫刻会員・平成17年3月13日没)、高井寛二氏(絵画会員・平成17年6月24日没)の悲しい訃報が伝えられた。謹んでご冥福をお祈り申し上げます。

文化庁より現代美術選抜展は平成16年度をもって終了するとの知らせあり。
国立新美術館移転問題では、総会で検討した三点がほぼ満たされたので、第62回展より国立新美術館に移転することを決定した。新美術館への活動報告書類の提出、会期の抽選など本部事務所の奮闘に負うところが大なり。会期は平成19年9月19日〜10月1日となり、会期中は行動展と新制作展だけの組み合わせとなる。
各地方における巡回展も無事終了。

第36回行動美術新人選抜展(平成17年2月3日〜8日)を東京新宿・紀伊國屋画廊で開催。出品者(絵画)上嶋恵津子、神島レイナ、加藤徳子、北村葉子、木村隆行、小金富美子、前隈清司、渡辺雅子、(彫刻)安原弘高、西澤亜純、以上10名。文化庁現代美術選抜展出品者(絵画)細川佳成、鈴木佳代子、(彫刻)二宮幸司。
第60回記念展も、本部事務所・山口実、彫刻事務所・翁観二、会計・土屋豊の体制で続投となる。


退会

菅沼鉄王(絵画会員)、吉野光子(絵画会友)、森田りと子(絵画会友)


新会員、会友

会員推挙(絵画部)

細川佳成、鈴木佳代子、片山之男、富田知子

会員推挙(彫刻部)

該当者なし

会友推挙(絵画部)

小金富美子、仲原史子、左成千鶴、上嶋恵津子、近藤みどり

会友推挙(彫刻部)

池田和志、小林謙子、井上裕起


受賞(絵画)

行動美術賞

細川佳成

会友賞

鈴木佳代子、辻本豊

新人賞

小金富美子、神島レイナ、上嶋恵津子

奨励賞

木村隆行、左成千鶴、仲原史子、近藤みどり、加藤徳子、小笠原実好

向井潤吉賞

多田洋子

田中忠雄賞

片山之男

三芳悌吉賞

勝原実紀枝

損保ジャパン奨励賞

富田知子


受賞(彫刻)

行動美術賞

なし

会友賞

二宮幸司、見田雅美

新人賞

安原弘高、西澤亜純

奨励賞

後藤譲、児玉真人、平田茂、池田和志、岡村正博

損保ジャパン奨励賞

井上裕起