本年度の巡回展は、札幌が休催したが、4年ぶりに浜松展が復活開催。また大分展も8年ぶりに開催され、併せて巡回展は10ヶ所に及び盛会裡に終了した。その問、各地区の選抜展、同人展も盛んになる。また会員、藤庭賢一(彫・京都)の地域文化功労(62.11)、常松大純(彫・会員)ヘンリー・ムーア大賞展シャコモ・マンズー特別優秀賞受賞の朗報あり。 一方、42回展、準備中(62.8.23)病気療養中の会員柘植太のあり、また協会発足当初より会員として活躍され、行動展の最高齢者でもあり、広くその人柄と作品とを慕われてきた田川寛一会員の訃報(63.6.4)あり。ともに哀惜の情に堪えず、御冥福をお祈りする。
62年6月1日より新事務所担当 星野和雄 (会計)戸田あや子となる。
第19回、行動美術新人選抜展(63年2月19−29)
(絵画) 市川 伸彦 ・ 甲斐 貴子 ・ 金山 淳一 下平 武敏 ・ 吉村 玲子 ・ 上川 伸 片岡 満
(彫刻) 高橋 勇一郎 ・ 内藤 友博 (以上9名)
退会 松山治樹、川上明子(絵・会員)
高橋慎悟 (彫・会員)
吉報輝彦・山岡須美(絵・会友)
平野米三 (彫・会友)
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