行動美術協会史

昭和22年(1947)

地方出品者の負担軽減の為、
大阪・京都・名古屋各地に移動審査を行う。
戦後の旅行困難な状況下の出張審査であった。

本年より都美術館地下の彫刻展示場を割当られ
以後行動展開催会場となった。

5名を会員に推挙、漸く運営も軌道に乗ったが、
世評は依然として冷酷、黙殺の状況であった。

また行動美術の名称は一部に政治的団体の誤解を与え、
会の名人り封筒による通信は
占領米軍当局に依り検閲を受けることが多かった。


会友 平勇雄 会友辞退

第2回展

昭和22年(1947)
9月1日〜19日
東京都美術館(階下彫刻室)

全関西展(大阪)

10月15日〜19日
大丸デパート

岐阜展

11月18日〜23日
丸物百貨店

京都展

48年1月4日〜11日
大丸デパート

大牟田展

48年3月20日〜28日
松屋

鳥取県

48年4月12日〜20日
県立図書館

津山展

48年4月

札幌展

48年5月21日〜27日
今井デパート

函館展

48年
今井デパート

新会員・会友

会員推挙

伊藤信夫、浦久保義信
小林武夫、下高原龍己
西阪修

会友推挙(絵画部)

織田雅嗣、川原章二
高橋進、永井保
西村清、山中春雄

受 賞

行動美術賞

川原章二

友山荘賞

高橋進、西村清

ぱれっと賞


研究所賞

武部本一郎、増田悟郎
八木勇

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